韓国の「サトリブーム」とは? ソウルには人口1/2が集まって住んでるといわれています。このソウルにも日本の「江戸っ子」と同じような言葉で「ソウル カクジェンイ(서울 깍쟁이)」というソウルっ子という言葉があります。可愛らしい標準語を駆使しながら冷静で利己的なイメージが強い人の事を指します。全国各地から人が集まってくるソウルですから、いろいろな地方の「サトリ(사투리・方言)」が聞けるのもソウルの面白さでもあります。韓国人は人の話し方を聞いて、どこの出身なのかがすぐわかります。今回は方言についてお伝えしたいと思います。
今までは、サトリを使うとダサイイメージがありましたので、ソウルに上京すると大体の人は標準語を使うようにしていました。しかし最近は映画「ウェルカム・トゥ・トンマッコル(웰컴투동막골)」の人気のお陰で、ソウルの人々が地方のサトリをマネして話すのが流行っています。地方からソウルに上京して標準語を使うように努力してた人達が意気揚々として気楽にサトリを使える雰囲気になったようです。
地方別にサトリの特長や語尾とイントネーションの違いを調べましたので、韓国人の友達と会った時に使ってみるとウケるんじゃないでしょうか。

地方別の語尾 及び サトリの特徴

           
1.ソウル、京畿道
(서울、경기도)
語尾のほうが高く上がる傾向がある。とても可愛らしく優しい言い方です。
特長:接続詞の「~고(~して)」を「~구」と発音する
語尾:「~요」の部分を引きずって高く発音する。
例)먹고→먹구(食べて)
이것도 좋고→이것도 좋구(これもよくて)
2.忠清道
(충청도)
穏やか純朴、のろい人のイメージが強い。「멍청도(愚か者の地方)」とも冗談ぽく言います。
映画「英語完全征服(영어완전정복)」で忠清道の人が先生に「I love 유」と発音する場面はとても面白いです。
特長:語尾の標準語「~요」の部分が「~유」になまる。
例)좋고요→좋고유~(好きですし)
했어요→했어유~(しましたよ)
3.全羅道
(전라도)
会話の前後によく「거시기」が使われる。日本語の「あの~」に当たるのが「거시기」です。
特長:語尾が「~벼」、「~랑께」になる。
例)했어요→했더랑께(しましたよ)
드세요→드시랑께(召し上がってください)
4.慶尚道
(경산도)
どこの地方よりもイントネーションが高いです。
映画「チング(친구)」を見ると慶尚道サトリがよく分かると思います。
特長:語尾「~요?」の代わりに「~나?」「~노?」を付けます。
例)밥 먹었어요?→밥 먹었나?(ご飯食べたの?)
왜 그랬는데?→와 그랬노?(なぜそうしたの?)
5.江原道
(강원도)
映画「ウェルカムトゥ・トンマッコル(웰컴투동막골)」で、江原道サトリがブームになりました。素朴で面白い話し方をします。
特長:語尾を低く落とす。パッチムの省略が多い。語尾につく「요」を省略
例)많이→마이(とても)
좋아요→조아(いいですよ)
6.済州道
(제주도)
韓国人も通訳が要るぐらいなまりがある。
挨拶の言葉も下記の例の通り 全然違います。
例)안녕하세요?→펜안 하우꽈?(こんにちは)
어떠세요? →어떵 하우꽈? (どうですか?)